テストの点・成績を上げる方法

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希望ヶ丘の定員制個別指導 前田塾塾長の前田です。

 

新年度・新学期を迎え、早2か月が経ちました。

まもなく中学生は今年度最初の定期テストです。

例年、この時期は、進級・進学や運動会、修学旅行などの学校行事もあり、試験範囲がそれほど広くない状態です。

 

数学は各学年、計算問題が主となるため、高得点がねらいやすいテストでもあります。

 

しかし、生徒さんの中には、点数が取りやすい最初のテストでも思ったように得点できない人がいます。

しかも、決して少なくない人数です。

 

こうした人にはある共通点があります。

 

それを知って勉強するかしないかで、いまやっている勉強が意味のあるものになるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

 

テスト前のこの時期に、テスト勉強をより意味のあるものにするために、ぜひ一度意識しておいてほしいことをまとめておきたいと思います。

 

どうすればテストの点・成績が上がるのか?

テストの点・成績が上がらない原因は何?

「符号ミス」ありませんか?

 

わかりやすく中学校の数学を例に話を進めていきます。

 

中学に入学し、これまでの「算数」が「数学」に変わりました。

そして、真っ先に習うのが「負の数」。

 

この「負の数」「マイナスの符号」が中学校の数学の勉強の肝と言ってもいいでしょう。

この後、文字式や方程式、関数などの学習を進めていきます。

計算問題だけでなく、自分で式を作り答えを出さなければならない文章問題もあります。

 

そのどの内容においても、この「負の数」「マイナスの符号」の計算方法が関わり、必要になってきます。

 

つまり、中学校の最初の最初、正負の数、特に、負の数=マイナスの符号の処理の仕方があいまいなまま学習を進めていくと、その後、どんな内容でも、学年が変わっても、数学でなかなか結果が出ないとか、勉強してはいるのに思うようにテストの点数が取れないということにもなりかねません。

 

現在、中学1年生の人は、一生けんめいに「負の数」の計算練習を積み重ねていると思いますが、ぜひ中学2年生、3年生の人でも、これまでのテストや普段の学習についてふり返ってみてください。

 

「符号ミスはどれくらいあるのか?」

 

順調に計算練習を進められていると思っている人でも、案外「符号ミス」が出ている場合があります。「符号ミス」というのは、計算問題の誤答のなかでも上位のものかもしれませんね。

 

もし、あなたが、あなたのお子様が「符号ミス」をくり返しているのなら要注意です。

こうしたちょっとした間違いを「ケアレスミス」などと言って、「符号に気を付けようね」くらいで済ましていることもよく見聞きします。

 

「符号ミス」は、先に述べた通り、中学数学の学習において大変重要なものです。ここをミスし続けてしまうと、方程式や関数の内容については理解できたとしても、最後の最後、計算の部分で正しい答えにたどり着かないということになってしまいます。

 

これはもはや悲劇です。

 

たかが「符号ミス」、されど「符号ミス」

では、どうして「符号ミス」が起こるのでしょうか。

 

こうした問題は、多くの場合、数字の計算にばかり意識が集中し、数字の答えを出すことフォーカスしすぎてしまっているからこそ起こります。

 

くり返しになりますが、中学数学の勉強で大事なのは「符号」です。

新しく勉強するのはマイナスの符号の処理の仕方しかありません。

それ以外の計算は、ほとんどがすでに小学校で学習したものです。

 

ぜひ教科書や問題集をいま一度見てみてください。

 

符号部分を除けば、ただの「たし算・ひき算・かけ算・わり算」ではないでしょうか?

 

もちろん、整数だけではなく、小数や分数なども出てきたり、項がたくさんあったり、一見複雑な形になっていたりします。

とはいえ、やるべきことは、加減乗除だけです。

 

これらはすべて、小数や分数も含めて、計算の方法は小学校で学習してきているはずです。

 

ということは、中学に入ってまずやるべきこと、常に意識して勉強を進めるべきことは、やはり「負の数」「マイナスの符号」なのです。

 

 

「符号ミス」の多くは、こうした大事な部分が意識できていないまま、何となく問題を解いていること、それを勉強だと思ってしまっていることが大きな原因となっています。

 

特に大事な部分が見えていない視点が定まらない

だから正しい答えにたどり着けない

 

…というのが「符号ミス」のからくりです。

 

たかが「符号ミス」と思って、「次は気を付けようね」程度の注意で流してしまっては、その後重大な問題になってしまうかもしれません。

 

ルールに従って、正しい行動を積み重ね、正しく答えを出す練習が勉強です。

肝心のルールを意識して、ルール通りにやる練習ができていないのであれば、この先ずっと勉強で苦労することでしょう。もしかしたら、問題は勉強の話だけにとどまらないかもしれません。

 

だから、大事なのです。

 

ただが「符号ミス」、されど「符号ミス」です。

 

計算するときには、たとえどんな問題であれ、中学数学の最重要ポイントの一つなのですから、特に意識して向き合いましょう。

 

合言葉は、

「まずは符号を決めてから、数字を計算せよ!」

「符号のミスを軽くみてはいけない!」

です。

 

意外に大事!?小学校の勉強

すでに指摘したとおり、中学校の数学の勉強でもほとんどは「たし算・ひき算・かけ算・わり算=加減乗除」です。

 

マイナス、累乗、平方根など、新しい法則は出てきますが、とはいえ、そうした法則を使って加減乗除をしていきます。

 

よく「計算問題はできるけど、文章問題になるとできない」という人がいますが、この文章問題で、自分でつくらなければいけない式も、たし算かひき算である場合がほとんどです。

 

分数や小数、割合の計算などになると正答率下がる人もよくいます。

が、これらの内容も実は小学校ですべて学習しているはずの内容なのです。

 

だから、中学校になって数学が苦手とかテストで点が取れない、成績が良くないという人は、そもそも小学校の勉強が十分にできていないだけなのかもしれません。

 

文章問題で式をつくる(=立式)が苦手な人は、実は、難しく考えすぎて自分で自分を罠にかけている場合も多いのです。

 

たし算かひき算かで、与えられた条件を式に表すだけ、と考えてみれば、もしかしたら、案外すんなり立式できるかもしれません。

 

一度、そんな視点でこれまでやった問題やこれからやる問題をながめてみてください。

 

「なーんだ、これとこれを足すだけじゃん」

「・・・ってことは、あとはこの部分の表し方が分かれば良いだけだね」

 

などと、これまでつまずいていたことがウソのように一気に視界が晴れるかもしれません。

 

塾に行けば成績があがるという誤解

多くの人は、勉強はまず学校で行います。

時間割にそって、授業を受け、宿題を出され(復習をやり)、テストを受け(理解度をチェックして)、次の単元へ進む・・・という流れで勉強を進めていると思います。

 

そこで、いまいちよく分からないことや、勉強してはいるのに、なかなか成果が出ない場合、多くの人は、塾や家庭教師などを利用し、学校以外で個人的に学習をしています。

 

もはや、中学校に行って学習塾に通うのは、当たり前のことになっていると言っても良いくらい、多くの中学生は塾に通っています。いまや特に中学受験がなくても、小学校高学年からはじまる英語や中学での学習に備えるという目的で小学生でも通塾する人が増えてきていると思います。

 

もちろん、勉強で分からない部分があれば、あるいは、学校よりも進んだ学習をしたい場合、塾などで授業を受ける、先生の指導を受けるのは大事なことです。

 

学習を効果的・効率的に進め、しっかりと成果を出すために、師に教えを請うのは、今も昔も変わらず有効な方法です。正しい方法といっても良いでしょう。

 

ただし、塾に通っていても思うようにテストの点が上がらない、成績が上がらないという人がたくさんいます。

 

授業を受ける・先生に教えてもらうのは、勉強で結果を得るために正しい方法なのに、それをしていても結果が出ない人がいるのです。

 

なぜでしょうか?

 

塾に通い、なかなか思うように成果が出ないと、多くの人は塾を変えます。

変えることはなくても、これだけの授業時間で成果が出ないのであれば、授業時間を追加しようとする人もいます。塾側が追加の授業を提案する場合も多いでしょう。

 

それだけのことをやっても成果が得られない場合、お金の無駄だからといってやめてしまい、勉強自体をなかばあきらめてしまう人さえいます。

 

なぜこうしたことが起こるのでしょうか?

 

塾が悪い?

たまたま良い先生にめぐり会わなかった?

 

もちろん、そういったことも十分考えられます。

 

世の中にはたくさんの塾がありますから、玉石混交、良い先生・塾もあれば、良くない先生・塾があるもの事実です。

 

しかし、少なくない数の人が、塾を転々をして、結局あまり良い成果が得られないのであれば、もし、あなたが現にその状態になってしまっているのであえば、その原因はきちんと考えておく必要があります。

 

そうでなければ、もしかしたら、これからも

「もっと良い塾はないか?」

「成績が良いあのお友達はどこの塾に行ってるの?」

などと塾を探し続ける、変え続けることになってしまうかもしれません。

これも悲劇です。

 

あとで詳しく語りますが、学習はきちんとした「正しい方法」で腰を据えて、「正しい行動」を「継続する」ことで、誰でもしっかりと成果が得られます。

 

中学までの9年間は普通教育・義務教育ですから、小学校・中学校では、特に、誰でも知っておくべき、習得すべき知識・技能を学びます

 

だから、その意味では、「正しい方法」で「正しい行動」を「継続する(積み重ねる)」ことで、誰でもしっかりと結果が得られるようになっているのが、学校の勉強だといっても良いのです。

 

それなのに、なぜ他の人と同じように授業を受けて、塾に通っているのに、成果が出ないのか。

 

それはぜひとも考えておくべきことだと思いませんか?

 

 

授業を受ければ成績が上がるという幻想

最大の問題は、塾に通うことやどんな塾かという以上に、その通い方、利用の仕方にあると言えます。

そもそも授業の受け方の問題もありますが、何より、授業を受ければ、良い先生に指導してもらえればテストの点が自然と上がり、成績が上がるという考え方、それ自体に問題があります。

 

世にある塾は、大きく分けると集団形式(指導)の塾と、個別形式(指導)の2種類があります。

 

ひと昔前までは学習塾と言えば、集団形式のものばかりでしたが、現在では、個別指導塾も増えてきて、その利点も多くの人が認めているかと思います。

 

 

多くの場合、集団なら学校と同じように一人の講師(先生)が複数人の生徒に一斉に同じ内容を伝達する授業を行います。

もちろん、学校とは違い、テストに出るような問題をどう解くかということに集中した授業となることも多いでしょう。

 

個別指導でも、自分のペースに合わせて解説してくれるというのが最大の利点ですが、とはいえ、やはりほとんどが問題の解き方を教える授業です。

 

では、ここでひとつ質問です。

 

 

 

授業を受けてもよく分からない人が、同じような授業を受けて分かるようになると思いますか?

 

自分のペースに合わせて、納得いくまで説明してくれる授業を受けて、「(なんとなく)わかった」という状態になれば、テストの点・成績が上がると思いますか?

 

 

おそらく勉強できちんと成果が出る人は、これらの質問に

 

「NO!」

 

と答えるでしょう。

 

あなたはいかがですか?

 

 

なぜこの質問の答えは「NO」なのでしょうか。

 

その答えは単純です。

単純ですが、とてもたいせつなことです。

 

 

どんな勉強であれ、やるのは自分自身です。

知識を暗記したり、問題を解いたり、テストを受けたりする、その行動をするのは、勉強している本人です。

 

これは子どもも大人もまったく同じです。

 

学校の勉強でも、入試でも、資格試験でも、昇進試験でも、研究でも、日常のたわいもない電化製品の使い方でも、自転車の乗り方でも、たとえ学習する内容や技術は何であってもまったく同じです。

 

当たり前すぎて拍子ぬけしてしまった人もいるかもしれませんが、このあたり前のことから勉強を出発しない限り、「やっているのに結果がでない」とか「塾を転々とする」という負の呪縛から逃れられなくなるかもしれないのです。

だから、よく注意して自分の勉強の、ふだんの行動をふり返ってみてください。

 

 

どんな勉強であれ、勉強とは最終的に「自分でやる」「自分がやる」もの。

・・・ということは、授業をただ受けるだけ、良い先生の話を聞くだけ、それだけで結果が出るはずがないのです。

これも当たり前のことです。

 

もちろん、中には天才的な人がいて、話を聞くだけ、一度読み書きするだけで多くのことを覚えてしまう人もいるでしょう。ほとんど練習しなくても、できるようになってしまう人も世の中にはいます。

 

しかし、そうではなくても、天才的な頭脳を持っていなくても、しっかりやれば成果が出るのが学校の勉強です。

 

だから、大事なのは、授業を受けることでも、良い先生の話を聞くことでもありません。

 

学習で最も大事なのは、「自分でできるようになる」こと。授業で、先生に教えてもらったことを「自分でできるのか」を確かめることです。

 

誤解してほしくないのは、良い先生の、わかりやすい・良い授業は、自分が成長するために必要なものではあります。だから、塾選び、先生選びに慎重になるのは間違ったことではありません。たとえ、しっかりやれば結果が出るのが勉強だとはいえ、誰に教えてもらうかによって、成長の速度は大きく変わります。

 

しかし、それにばかり気持ちも時間も、労力も割いて、肝心なことができていないのであれば、最大の目的である、自分が成長すること、そして、テストの点を上げる・成績を上げるということは達成しにくくなってしまいます。

 

どんなに良い先生の、どんなに良い授業を受けるチャンスがあったとしても、それを「自分でやる」「自分でやり直してみる」という行動がセットになっていなければ、意味のないものになってしまいます。まさしく、お金も時間も無駄に使っただけということになってしまいます。

 

あなたは「先生に言われたこと」を「先生に言われたとおり」にやっていますか?

くり返し「自分ひとりでできるかな?」と確かめる勉強をしていますか?

 

授業の復習や宿題などができていない人は論外ですよ。

せっかくのレベルアップのチャンスを自分から放棄しているわけですから。

 

ですが、一番問題なのは、もしかしたら、「とりあえず宿題は何とかやっています」という人かもしれません。

 

そうした人は、とりあえず目の前のことはやれてはいるが、これまでやってきたことをきちんと「自分でふり返る」「自分でたしかめる」作業が圧倒的に不足している場合がほとんどです。

 

あなた自身の勉強のやり方をふり返り、ちょっとでも不安がある場合は、まずは一度自分自身にこう言い聞かせてみてください。

 

「授業を受ければテストの点・成績が自動的に上がるというのは幻想だ」

「どんなに良い先生の、良い授業を受けても自分が行動しなければ結果は出ない」

 

と。